■中国・大阪総領事「首を斬る」投稿
政府に対し、中国への毅然とした対応を求める提言を行った、維新の阿部圭史衆院議員は「総領事の発言は、高市氏への脅迫であり、日本国民に対しても極めて不適切だ。断固として対応していかなければならない」と力説する。
公明党・前衆院議員の伊佐進一氏は、北京の日本大使館への駐在経験があり、薛氏とも長い付き合いだという。「彼は何度目かの日本滞在だ。私も北京の大使館にいたことがあり、過去にも南シナ海の問題などを激論した。ただ、これまで外向けにこうした発言はしてこなかった。駐大阪総領事になってからだろう」。
薛氏による問題投稿は、今回が初めてではない。過去の投稿についてはこんなこともあったという。「中国の友人から『伊佐さんの方からも言ってくれ』とアドバイスがあった。総領事は、その地域の人々と仲良くして、協力を進める中で、自国の得を取っていくのが仕事だ」と語る。
■ペルソナ・ノン・グラータとは
