6割以上の女性が「仕事と子育ての両立に不安」
働く男女を対象に実施した調査では、「仕事と子育ての両立に不安を感じた経験は」という質問に対し、全体の約6割が「ある」と答え、女性だけでみると3人に2人が不安を抱えていることがわかった。
この結果を受け、瀧波氏は「女性の不安と男性の不安の質が同じなのかという疑問もある」と見解を示す。
「女の子は早かったら中学校ぐらいから考える。『大人になって働いていても子どもも欲しいな、両立ってどうなるんだろう』と。そこを女性だけの責任にされたくない。夫は『家事をやらなきゃいけないのかな』というくらいか…男女の不安にはそれくらいギャップがあると思う」
仕事と子育ての両立に不安を抱く人の声には「多くの家庭で女性側が仕事セーブ(給与やポジションを下げる、あるいは上昇を穏やかにする)ケースを多く見ているため(28歳)」「職場からはパフォーマンスを求められ、家庭では育児や家事をするのが当たり前の雰囲気で、夫よりやらざるを得ない状況(41歳)」「毎日仕事が終わると、お迎え・食事の支度・洗濯と多忙でヘトヘト(40歳)」、さらに「子育てと仕事の両立は、どうしてもスーパーマンにならなくてはならないイメージ(26歳)」といった声が挙がった。
瀧波氏は「子育ても両立となったら、もうスーパーマン×2」
