石破氏が「知りもしないで批判をしてはいけない。街なかだけ見て、その地域全体を語ってはいけない」と指摘したことについては「いいところがあることは理解していた。境港の街もすごく栄えていることを理解していたので。それを見ていると東部のほう、特に鳥取駅前のほうは、砂丘はあるけれども、もうちょっとほかに何かあったほうがいいんじゃないかな、という気持ちは変わらないので。そこを石破氏から『東はこんなところがあっていいんだぞ』というのを逆に聞いてみたい」とコメントした。

 さらに政治家の地元への利益誘導については「田中角栄氏のころから批判され始めたことではある。地元の利益誘導ということは、確かに点で考えたらそうだが、もう少し広く考えたら、山陰地方はこれまであまり発展してこなかったこともあるので。山陰地方のインフラ開発は、38年間あったら鳥取だけではなく、もっと周りの島根とかそのほかの県の人たちと連携し合って、何か大きな開発ができたのではないか。それを38年やってこなかったことは、地元の政治家の責任だ」と持論を述べた。

 最後に今後の鳥取との関わりについて問われると「まず来年の草むしりは行きたいと思う」と切り出して「今回、西のほうの米子から東の鳥取空港まで、全部自分でレンタカーで運転していったが、その間に県庁のみなさんとすごく仲よくなった。いろいろなお話を聞かせていただき、地元に対する熱い思いを持っていて、魅力もすごく感じた。一方で課題もいろいろ教えてくださったので、私の人脈なりノウハウなり、微力ながらお役に立てれば」と、サポートする姿勢を見せた。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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