PKストップ後に仲間を鼓舞する村松
【映像】衝撃のPKストップ→仲間を大声で鼓舞
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【FIFA U-17ワールドカップ カタール2025】U-17北朝鮮代表 1-1(PK:4ー5)U-17日本代表(日本時間11月19日/アスパイア・ゾーン)

【映像】衝撃のPKストップ→仲間を大声で鼓舞

 U-17日本代表のGK村松秀司(ロサンゼルスFC)が、神がかり的なPKストップを見せた。その後の立ち振る舞いも含めて、ファンたちは「川口能活かと思った!」と日本代表レジェンドの姿と重ね合わせた。

 日本時間11月19日、U-17ワールドカップのラウンド16で日本は北朝鮮代表と対戦。1ー1の末に迎えたPK戦を5ー4で制して、6大会ぶりで日本史上最高タイ記録となるベスト8進出を果たした。

 キャプテンにして守護神の村松は、北朝鮮戦でもビッグセーブを連発。中でも値千金だったのが、1点リードで迎えた31分のPKストップだ。

 ボックス内でDF元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島ユース)が、MFキム・ユジンの足を踏んでしまいPKを献上。日本はFVS(VARに代わるリクエスト式のビデオ判定)を要求したが、ビデオ判定でも判定は覆らなかった。

 守護神の村松は、PKを獲得した背番号10のキム・ユジンと対峙。しっかりと相手の動きを最後まで見定め、インパクトした瞬間に右方向に横っ飛び。相手の強いシュートをしっかりと弾き出して、最後はカバーに入ったDF竹野太(神村学園高等部)が弾き出した。

 キム・ユジンが顔をおさえた後に膝に手をついて落胆する一方、渾身のビッグセーブにガッツポーズを見せる村松。その下にはチームメイトたちが一斉に駆け酔ったが、村松は「まだだぞ!」とばかり急いでポジションに戻して、続くCKに備えさせた。さらに収音マイクにも拾われるほどの大きな声で「集中しろ!集中しろ!」と仲間を鼓舞した。

 
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