【キリンチャレンジカップ2025】日本代表 3-0 ボリビア代表(11月18日/国立競技場)
サッカー日本代表のFW中村敬斗が華麗な“足裏フェイント”からゴールを決めた。完全に相手を翻弄したフィニッシュワークに、ファンも歓喜している。
11月18日にキリンチャレンジカップ2025で、日本代表がボリビア代表と対戦した。14日のガーナ代表戦から先発7選手を変更した日本は、前半に1ゴール、後半に2ゴールを奪って3-0で勝利。森保一監督の日本代表歴代最多となるA代表100試合目の指揮に花を添えた。
67分にMF南野拓実と交代してピッチに立った中村は、[3-4-2-1]の左シャドーへ。ガーナ戦で務めた左ウイングバックよりも相手ゴールに近いポジションを任されると、71分に追加点を演出し、78分には圧巻の決定力を発揮する。
DF瀬古歩夢の縦パスからFW上田綺世がペナルティーエリアの左サイドに抜け出し、ゴール前中央に横パス。これを中村は右足でトラップしたが、この時、左前は相手に塞がれ、後ろからも猛烈なスピードで寄せられていた。しかし、背番号13は右足の足裏でボールを引き、身体を開きながらボールを右方向に出すフェイントを発動。「ドロー・オープン」と呼ばれるテクニックで相手2選手を同時にかわし、そのまま右足を振り抜く。低く鋭いシュートは、一度かわした相手選手の股下を射抜き、ゴール左下隅に突き刺さった。
極上“足裏フェイント”にSNSも沸騰
