小学生の時から勉強がうまくできず、ずっと怒られて育ったと言う粉すけ。自分の性格と親の性格が全く違うことで「全然理解してもらえない!」と葛藤を抱えていた中で、小学4年生の時に両親は育ての親(実の母の姉夫婦)だという事を知ったそうだ。厳格な両親への反発から見た目もどんどん派手になり、中学2年生から不登校に。

 そして19歳の時、欲しい車を購入するために「お金稼ぐなら肉体労働しないとあかん」と思い立ち建設現場の仕事を始めたと言う。すると、仕事で行った溶接が好評で「今まで褒められる経験、成功体験がなかったからすごく嬉しくなって楽しくなった」と話す粉すけ。しかし、3ヶ月ほど遠方新潟の勤務になった際にホームシックにかかり、その時にも親が優しく連絡をくれたことで「どんな時でも励ましてくれるのは親しかいない」と思い、現在は両親と過ごす時間を大切にしているという。

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