年明けの大学入学共通テストなど一般選抜を控える中、すでに合格発表が始まっている「総合型選抜」。総合型選抜とは、AO入試の発展型といわれ、学力、面接、小論文、プレゼン、ディスカッションなどで学生の能力や適性を総合的に評価する試験方法だ。
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近年、総合型選抜の枠を広げる大学が増加し、多くの大学で10月に試験が行われ、11月から合格発表が始まる。そして現在は、入学者の半数以上が総合型、学校推薦型選抜となっていて、年内に合格を決めている。
そんな中、名門・東北大学が一昨年、ある決断を表明した。「全て総合型選抜へ移行したい」。当時の大学総長が、25年後を見据えて一般選抜を廃止し、すべて総合型選抜に切り替えていくという。
この総合型重視の流れに、SNSでは「コミュ力とか実社会に即した人材の育成に期待できる」「結局要領がいい人が合格しそう コツコツ勉強型も大事だと思うけど」「体験格差が影響しそうな選抜法ではある」などの声があがっている。
『ABEMA Prime』では、ペーパーテストの学力重視から総合型選抜へ変わりつつある、大学受験について考えた。
■総合型選抜とは?
