別の現場の依頼者は、柿の木を切らない理由について「(父親が)木を買ってきて、子どものころに植えた木がこれ」と思い出がある木だと説明。しかし伐採も考えているそうで「クマが来なければまだこんなに(柿が)なってるから切りたくないけど、クマ騒ぎでこれだもの。こんなに騒いだことない、初めてだ」と複雑な胸中を明かした。
依頼者が「とった柿は何に使ってるんですか?」と問いかけると、柿木さんは「ドライフルーツとかお酢にしたりとか」と加工品にしていると説明。柿の収穫代行はすべて無料。その代わり収穫した柿はいただき、お好み焼きやスムージーなどに加工して、キッチンカーやワゴン販売で収益化している。最近では熟れた柿を柿酢にするなど、新たな商品化も進めているという。
柿木さんは「伐採には補助金が出るけど、この活動には補助金とか全くない。そこで予算が出ればそのお金で活動できて、この収穫したものを加工して販売して、ふるさと納税の返礼品とかにすればまた税収が増えて、と循環ができると思う」と提言した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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