■「合同結婚式は絶対に嫌だった」
あおいさんは、思春期の頃に疑問を感じて脱会を決意した。その中でも「合同結婚式は絶対に嫌だった」という強い思いから、脱会後に「合同結婚式反対パフォーマンス」を行うなど、教団への抗議行動を続けてきた。そして「去年、信者ではない方と結婚した」と、自身の力で人生の選択を実現したことを明かした。現在は画家として活動しており、カルトなどをテーマにした作品を制作しているという。
「自分が山上だった可能性は結構ある。でも、美術や絵画があったからそうなってないだけ。ちょっとの差だと思う」と、創作活動が自身を救ったことを説明した。「自分はこの絵で、いろんな人を救いたいと思っている。ただ糾弾するのではなく、救いたいと思っている」と、被害者の救済を第一に考えていると表明した。
「被害者は2世だけではなく、脱退した2世だけでもなく、現在の信者もそうだ。現在の信仰している人たちも早く目を覚ましてほしい」と切実な願いを訴えた。
(『ABEMA Prime』より)

