■「経験のシェアをどうすればいいのかが課題だ」
かんだまさんは「2人目について、親族からもよく聞かれる。親や祖父母世代には兄弟がいて当たり前だったため、違和感なく聞いてくる。友達ともハラスメントというより、フランクな感じで聞き合う」と明かす。
タレントの山崎怜奈は、共働きの一人っ子世帯で育ったとして、「同じ考えを持つ下の世代が現れても違和感がないから、たぶん『2人目は?』などと聞かない。今の時代はちょうど境目で、『自分たちは兄弟が多いから聞く』という人々はいるが、本来は聞くべき話ではないという価値観はある」と考えている。
その一方で、いかに「経験」を伝えるべきなのかを悩む。「友人が長い不妊治療で先日出産したが、その体験談を書いた長文のnoteが読まれている。知り合いにそうした話をするのは難しいが、一度も通ったことがないからこそ知っておきたい経験値もある。かんだまさんの話も、見たい人は一定数いるが、気持ちの整理が付かずに見られない人もいただろう。経験のシェアをどうすればいいのかが課題だ」。
(『ABEMA Prime』より)
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