【国際親善試合】日本女子代表 3-0 カナダ女子代表(11月29日/長崎スタジアムシティ)
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のMF谷川萌々子が、鋭いキックフェイントで相手を翻弄。華麗な技術が話題となっている。
なでしこジャパンは11月29日、国際親善試合でカナダ女子代表と対戦。若き才能が躍動し、東京オリンピック金メダルの強豪を3-0で撃破した。
中でも躍動したのが、コンディション不良で欠場したキャプテンの長谷川唯の代役としてインサイドハーフで先発した20歳の谷川だ。43分にパワフルな左足シュートで先制点を挙げると、68分には正確なクロスで藤野あおばの3点目をアシストした。
所属するバイエルンにおける好調ぶりを代表戦に持ち込んでおり、他にも何度か違いを作り出す。例えば50分のワンシーンだ。
ペナルティーエリアの左寄りでDF北川ひかるからパスを受けた谷川は、まず右足でファーストタッチ。右側から相手DFが寄せてきていたが、左足での鋭利なキックフェイントでブロックを完璧にかわす。そして、右足で持ち替えてすぐさまシュートを放った。シュートはゴール前の相手DFに当たってしまったが、冷静かつ美しい身のこなしでカナダ守備陣を翻弄したのだ。
来年3月のアジアカップでも期待が
