何があった？世界一のラリー車が“曲がらない” 30km/h以下の超低速へ“急失速”「本当にハンドルが重かった」手は小刻みに震える

【WRC 世界ラリー選手権】第14戦 ラリー・サウジアラビア
　WRC（世界ラリー選手権）今季最終戦が11月29日まで開催されたが、競技3日目にフォードのマシンにトラブルが発生し、著しく失速しながら走行する一幕があった。
　ラリー・サウジアラビアは、ほとんどのステージが砂地か岩場のグラベル（未舗装路）ラリーで、デイ3のSS14は、路面に大きな石が散らばる山岳地帯を駆け抜けるステージとなっている。路面はドライコンディションだが、滑りやすくパンクしやすい難コースだ。