また、ABEMA的ニュースショーが取材すると、他府県の市民が八田容疑者に似た情報を県警に連絡しても、たらい回しにされた末「担当者が不在」と言われたり、迅速な対応とは言い難い印象が少なくなく、情報提供者は「勇気をもって連絡したのに」と不満を述べる人も1人や2人ではない。
これに対し、秋山氏は改めて「たらい回しはダメ」と言い切ると「何のために重要指名手配にしたか。11月の指名手配月間というのは全国指名手配月間なので、大分県警だけでなく全国の警察官が各県の受け持ちを探したり検問を増やすとか職務質問をどんどんやる。そして大分県警には情報を与えたり、逮捕状がなくても指名手配を受ければ通常逮捕の緊急執行ができるので、全国警察が本当に八田容疑者探しをしていただいたら検挙に結びつく」と語った。
さらに「担当者が不在」の状況については、「認識の甘さだと思う。例えば、私が経験したのは、(警察の)昇任試験でも徳島で発生した指名手配『この被疑者の名前をおぼえているか』『事案の概要は知っているか』と、そこまで徹底的に全警察官に把握させていた。このぐらいの刑事魂は必要だと思う」との見方を示した。
「自死は絶対にあり得ない。生きてどこかに潜伏している」
