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【映像】本人も“びっくり”の軌道 鋭く曲がって落ちるサーブ
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SVリーグ】大阪マーヴェラス 3ー2 Astemoリヴァーレ茨城(11月30日・女子第8節)

【映像】本人も“びっくり”の軌道 鋭く曲がって落ちるサーブ

 女子バレーで、決めた本人も驚く衝撃的なサーブが立て続けに炸裂。鋭く曲がって落ちるその軌道に自分でも“驚愕”したような表情を見せ、仲間と歓喜。スロー映像でボールの軌道を確認した元日本代表も驚嘆する一撃だった。

 大同生命SVリーグ女子の第8節、大阪マーヴェラスはAstemoリヴァーレ茨城と対戦。試合中盤、流れを引き寄せる大きな連続サービスエースが決まった。

 第2セット、大阪MVが18―19と追いかける展開、サーバーは、直前にスパイクを決めた成瀬ももかだった。助走からフローターを放つと、相手ライトのラインギリギリに向かっていく。Astemoの岡部詩音が対応を試みるも、急激に曲がって落ちるボールに対応できず、レシーブしたボールは観客席へと飛んでいった。この一撃には本人も驚きの表情。目を見開いて歓喜し、仲間と喜びを分かち合った。

 直後、続くサーブはコート中央に送り込むと、Astemoのリベロ・德本歩未香も対応できず。連続サービスエースが決まり、成瀬は再び驚きの表情を見せながら仲間と歓喜した。

 この一連のシーンを後方のカメラで確認すると、特に1本目のサーブが衝撃的な軌道を描いていた。中継で解説を務めたロンドンオリンピックにも出場した元女子日本代表の狩野舞子氏は「おお、アウトでしたね。内側から切れていった」と驚嘆。さらに「思い通りという感じでした。思った通りに乱している。彼女からしたらしてやったりという感じでしょうね」とコメントしたように、触らなければアウトになるような変化をしていたのだ。

 成瀬はこれで、今季5本目のエースを記録。さらにはこの試合でもう1本のサービスエースを決めるなど、4得点を挙げた。チームはこのセットを落としたものの、Astemoとの接戦をセットカウント3―2で制して、本拠地・ベイコム総合体育館で連勝を飾った。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

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