【写真・画像】「あれで150キロ出ていたのか…」世界ラリー、ホイール剥き出しも“お構いなし”の衝撃光景に「よくこれで走るな」驚く声 1枚目
【映像】ホイール剥き出しも150キロで大激走(実際の様子)
この記事の写真をみる(2枚)

WRC 世界ラリー選手権】第14戦 ラリー・サウジアラビア(11月26〜29日)

【映像】ホイール剥き出しも150キロで大激走(実際の様子)

 WRC(世界ラリー選手権)の第14戦がサウジアラビアで開催された。多くのドライバーがタイヤトラブルに見舞われるなか、フォードの若手ドライバーが孤軍奮戦。競技3日目にはタイヤをバーストさせながら高速走行を披露している。

 マールティンシュ・セスクスは26歳のラトビア人ドライバー。今季はMスポーツ・フォードからスポット参戦しており、フォードチームの3人目のドライバーとして複数のラウンドに出走して評価を高めてきた。今季最終戦となるここサウジアラビアでは初日から絶好調で、SS2でステージ優勝を飾ったセスクスは、その後もSS3、SS5、SS13でトップタイムを記録。SS13終了時点で暫定トップに立っていた。

 しかし、ついにセスクスもランキング上位のドライバーたちを悩ませていたサウジアラビアのナーバスな路面の餌食となる。なんとSS14走行中のセスクスのマシンを見ると、バーストした左リアタイヤのゴム部分は吹き飛び、リアフェンダーまわりは破壊され、ホイールが剥き出しになっていた。

 ただ、セスクスが操るプーマ・ラリー1は見るからにボロボロな姿ながら、画面上の速度表示は「150km/h」以上を表示。フィニッシュ後、停車したマシンを見た実況の菱沼アナウンサーが「あれで150km/h出ていたのか…」と驚嘆の言葉をこぼしたほどの異次元の走りを見せた。

 このセスクスの壮絶な走行シーンを見とどけた視聴者からは、「セスクスなんとか持って…」「火出ないの?」「あー、これだとリアサスペンションがやばそう」「ダカールラリーだなこりゃ」「よくこれで走るなー」などのコメントが寄せられている。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(2枚)