KODAMAプロに対する忖度に利用され踊らされ、記者としてのプライドを傷つけられた奏は憤激。橋本や同僚記者たちの警告を無視して、改めて咲に接触。今回のスキャンダルの裏にある児玉社長との確執を語って欲しいと訴える。咲は奏からの申し出を一度は拒否するものの、児玉社長の不当な圧力を跳ね返すことを決意。奏に証言するための条件として取引を持ち掛ける。

 その取引とは「リークは児玉社長による指示だったのか」「なぜKODAMAプロ看板俳優・麻生秀人(鈴木一真)と藤原が共演するタイミングでの蒸し返しだったのか」、スキャンダル再燃の裏にある真の理由を奏が記事を通して白日の下に晒すこと。

 そもそも咲には腑に落ちないことがあった。単純にRafaleを潰したいだけならば、藤原と麻生が共演する以前にリークすればいいものを、このタイミングにこだわったのは何故なのか。業界の秩序を守るという建前以上の何かが裏側に隠されているのではないか。

恋人のスマホにあったのは「大物俳優の性加害疑惑」
この記事の写真をみる(3枚)