実績のある経営者が日本の課題に挑む全く新しい「実績重視」の提言トーク番組、ABEMA『For JAPAN シーズン3 #33』が12月5日に配信された。番組では「外国人問題」について議論した。
7月の参院選で参政党は「日本人ファースト」というスローガンを抱えて躍進し、様々な議論を呼んだ。一方、番組に出演したAI CROSS株式会社 代表取締役CEO 原田典子氏は「日本人は全然排他的じゃない」と実体験を語った。
「ドイツに行った際、ドイツ人は英語を話せるのに全く喋ってくれなかった。だけど、久しぶりに日本に帰ってくると、外国人に対して一生懸命英語で話そうとしていた。実は日本人って外国人に非常にウェルカムだと思う。『日本人ファースト』って言葉が突然出てきたが、一つひとつ（現場を）見ているとみんな分かり合ってうまく融合している。特定のルールが整っていないという点が少しずつ改善していけば全然問題ない」
これに対し、和歌の浦温泉萬波 MANPA RESORT 代表取締役 坂口宗徳氏は「私どもの旅館には中国や韓国の方もたくさん来られる。彼ら彼女らは一部では反日の教育を受けているのに不思議だな、と思っていたが、実は母国に帰られた際に『ごめんなさい。私は日本と日本人が大好きになりました』などと（周囲に）話すのだという」と話した。
Forbes JAPAN Web編集長の谷本有香氏は「国をプラットフォームとして考えたとき、他の国の皆さんと共にこの国のプラットフォームを使いながら互いに豊かさを享受していくためにどういう形で協力していけるだろうか。そういった形で『日本人ファースト』を『日本ファースト』にしたとき、異なったニュアンスで新たな施策ができるかもしれない」と述べた。
