最後は2人が抱き合いキスを交わし、観客のブーイングが会場を揺らした。シーナの引退カウントダウン残り2週間での屈辱シーンには賛否両論が噴出。「引退ロードが汚された」「最後のPPVをこんな形で終わらせた」と怒りを隠せないファンがいる一方で、「地球上で一番運がいい男」「これに怒ってる奴はバカ」「アイコニックすぎて怒れない」と、悪女の帰還に複雑な心境を吐露する声も多い。
あるファンの「シナがコーディにしたことの報いだろ(笑)」という声は、3月の「イリミネーション・チェンバー」でコーディー・ローデスを裏切り、「レッスルマニア」で再び統一王座を腰に巻いた一連のヒールターンへの因果応報だという見方だ。リヴが見せた邪悪な“変顔”、ローブロー、ベルト殴打のすべてが、今年前半にヒール化したシーナが自ら行った行為の“詰め合わせ再現”となったわけである。
シーナの最終戦は12月13日(日本時間14日)の「サタデーナイツ・メインイベント」に決定している。今回はとんだ屈辱のターンとなったが、史上最高“GOAT”の名のとおり、最後は有終の美を飾れるか注目が集まっている。
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