江戸幕府最後の将軍である徳川慶喜の家系、徳川慶喜家5代当主の山岸美喜さんが、叔父である4代当主の遺言に従い、「絶家」(家系の歴史を閉じること)を決断した。山岸さんがXで「心引き締めて、徳川慶喜家の絶家・墓じまいを進めたいと思います」と投稿すると、ネットでは「絶家?なぜ?」「なんとかお家の存続は叶いませんか」という声も寄せられた。
「ABEMA Prime」に出演した山岸さんは、絶家を決断するに至った経緯を説明。徳川家や親族であった皇族の品や史料が膨大にあり、その管理をする苦労、また周囲を説得するまでの道のり、家の歴史や文化財を次世代に託す「家の歴史を日本の歴史にする作業」について、思いを語った。
■先代の叔父から祭祀継承者に
