恭暉さんが確認された広島県三原市に向かった。「恭暉の姿が防犯カメラに映っているのが、この道を歩いているのが最後」。防犯カメラで確認されたのは、JR三原駅から徒歩5分ほどの三原港が最後とされている。服装はJR倉敷駅周辺の防犯カメラ映像と同じだったそうだ。

 母親が知る限り、三原市は恭暉さんにとって土地勘がない場所だ。母親はここでも必死に捜し続けた。「捜査も行方不明では事件の扱いにならない。自分で恭暉が通った道にありそうな防犯カメラを全部確認して、警察から防犯カメラのチェックをお願いしてもらって。地道な作業をした。わたし以外に誰もやる人はいない。捜査ができる証拠を見つけるために、防犯カメラの証拠探しをしていた」。

島でスマホ発見も中身は開示されず…
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