恭暉さんは、なぜ行方不明になったのか。何かの事件に巻き込まれているのか。それとも、自分の意思でいなくなったか。家族はいつまでも帰りを待ち続けている。
妹は「今は生きているか生きていないかぐらいは知りたい。お兄ちゃんもお兄ちゃんで思うことがあったから、今の状況になっているのかなと思う。帰ってきたら、ちょっとは怒るけど、話したいことがたくさんある」と明かした。
母親は、恭暉さんの同級生の部活動を見に行くことがあるそうだ。「その子達を見ていると、恭暉を見ているみたいで、恭暉に会いに行っているような感じがする。自分の子どもが行方不明になったという、つらい現実を受け止めるのと、その子達を通して恭暉がこれぐらい大きくなって、こういうことが出来て、成長しただろうなというのを見せてもらったりして、受け入れていくしかない」。
恭暉さんは、保険証など身分を証明するものは持っていないという。母親は、警察にDNAを採取してもらっており、身元不明の遺体などが見つかれば、自動的に検知されるシステムに登録しているが、これまでに合致したという情報は寄せられていない。
情報提供は倉敷警察署(086-426-0110)で受け付けている。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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