【SVリーグ】東レアローズ静岡 0ー3 サントリーサンバーズ大阪(12月6日・男子第7節)
まるで笑いの神様が降臨したかのようなタイミングでの珍事だった。男子バレーボール選手が得点直後に一人で歓喜のダンスを披露していると、そこに突如、ボールが落ちてきて頭部を直撃。本人は突然の出来事に驚きのリアクションを見せ「申し訳ないけど笑いました笑」「素晴らしいかなエンタメ男」などファンの間で反響が広がっている。
大同生命SVリーグ男子の第7節、東レアローズ静岡はサントリーサンバーズ大阪と対戦。誰も気づかないような“笑撃”シーンは、試合序盤に訪れた。
東レ静岡が第1セット12-16と追いかける中、山田大貴がサーブを担当。強烈なボールで相手を崩したもののこれが返ってくると、相手のスパイクをかろうじて拾うのが精一杯。ラリーが2往復続いて、3回目の攻撃を迎えると、ライトのキリル・クレーツが、ネット際のボールを押し込むようにしてポイントをゲットした。問題は、その直後だ。
自らのサーブを起点に得点を挙げた山田は、コート後方で一人歓喜のダンス。腕を動かしながら喜びを表現していると、そこへ突如、ボールが“降ってきた”のだ。これが山田の頭部を直撃すると、本人は突然の出来事にびっくり。右耳付近を押さえながら、痛がり、何が起きたのかわからないようなリアクションを見せていた。じつは、サントリーの関田誠大が自陣コートに落ちたボールを相手コートへ向かって打ち返していたのだ。
このシーンを目撃したファンはSNSでも話題に。中にはこの瞬間の写真を切り取ったものもあり、「申し訳ないけど笑いました笑」「素晴らしいかなエンタメ男」「どこから飛んできた?と気になってましたがこういう事だったんですね」「まって写真だとめっちゃ痛そう」「こんなことが起きてたんですね」「持ってる男やまだい」と反響が広がっていた。
なお、24歳のアウトサイドヒッターはこの日、2本のバックアタックを含む6得点を挙げたものの、チームはサントリーを相手に、0―3でストレート負けを喫した。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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