「包括的性教育」の大切さを発信
SHELLYは、2023年7月に新設された不同意性交等罪の成立に至る過程で国会に呼ばれ、以下のように発言した。
「今の性犯罪に対する法律はあまりにも甘すぎる。そもそも性犯罪と認められるのにハードルが高すぎる。今回の見直しは時間もかかったが、本当に素晴らしいことだと思う。変えるために一生懸命努力してきてくださった方に感謝している。せっかく100年越しでやるのだから『惜しい』とならないように、しっかり被害者を守る法律を、そして今後は性加害を生まないための包括的な性教育をしっかり進めて、性加害を撲滅していってほしいと思う」(SHELLY、以下同)
国会での発言から約2年経ち、現在の心境を以下のように語る。
「2年経っても『包括的性教育』というワード自体もまだ全然浸透していない。『惜しいとならないように』と言っていたが、私の中では惜しいままの法律改正だった。しかし進んでいることはすごく感じる」
また衆議院法務委員会での“手応え”については以下のように述べる。
「お疲れでお眠りの方もいらっしゃった。もちろん真剣に聞いてくださったり、この後の質問の時間にいろいろな質問も頂いたりして対話はあった。しかし頑張って考えてくださる方と、担当になっただけで『どうでもいいと思っているのかな』と私が感じた方たちとの差はすごく感じた」
SHELLYが性教育に力を入れる理由とは
