アニメ「北斗の拳」番組サムネイル
トキの一撃を受けラオウが涙を流す瞬間(14分40秒ごろ~)

 アニメ「北斗の拳」屈指の名シーンといっても過言ではない、ラオウ(CV:内海賢二)VSトキ(CV:土師孝也)の死闘。ラオウがトキへの兄弟愛を覗かせる「効かぬのだ」というセリフは印象深く、子どもたちの“ごっこ遊び”でも活躍していた……!?

【映像】トキの一撃を受けラオウが涙を流す瞬間(14分40秒ごろ~)

 「効かぬのだ」とは、アニメ第72話で拳王軍のラオウが、決死の覚悟で挑んでくる弟のトキに放った言葉だ。幼い頃、ラオウはトキに「もし俺が道を誤ったときは、お前の手で俺の拳を封じてくれ」と頼んでいた。トキは兄との約束を果たすため、病に侵された体にもかかわらず、一瞬だけ剛力を得る代わりに己の命を奪う“刹活孔”を突き、ラオウに挑んだ。

 しかし、トキがトドメの一撃を加えてもラオウを倒せなかった。トキが“刹活孔”を使ってまで自分を止めようとしていることに気づいたラオウは、「き、効かぬのだ。こんな拳では、俺には通用せん……!」「もういい……。やめろトキ……!」と耐えきれず涙を流した。

 「北斗の拳」の中でも多くの人の心に刻まれたであろうラオウとトキの戦い。子ども時代に何かを我慢するときに、ラオウを真似して「効かぬのだ」と言っていた経験がある人も多いのでは……!?

「北斗の拳」作品概要
日本語