1点を追いかけるバイエルンが左サイドを起点に押し込み、MFセルジュ・ニャブリからボックス内のFWハリー・ケインにパスが入った。ケインの落としにMFレナート・カールがフリーで反応し、飛び込んでシュートを放ってきた。しかし、佐野がピンチを鋭く察知。素早くカールの正面まで戻り、身体を投げ出してシュートを弾き出したのだ。
その後オフサイドを告げるホイッスルが鳴ったため、ネットが揺れていてもバイエルンのゴールとはならなかった。だが、佐野は最後まであきらめることなく全力で対応。所属チームでの絶対的な地位を築いている抜け目なさが、垣間見れたシーンだった。
解説・太田宏介氏は「これも海舟のプレスバックのところじゃないですか。最後に足を当てていますもんね」と賛辞を送った。
ファンもABEMAのコメント欄で「佐野素晴らしい」「佐野ナイスディフェンス」「佐野の泥臭さはチームに必要」と興奮している。
(ABEMA/ブンデスリーガ)


