国家試験の中で最難関レベルといわれる「司法試験」。元ABCアナウンサーでフリーアナウンサーの山本モナ(49)が、3度目の挑戦で見事を合格を勝ち取った。
「子どもも犠牲にしていて、こんなにやっているのに、ここまでやっているのに、人間としてダメと言われているような……」(山本、以下同)
壮絶な受験勉強を体験し、合格を勝ち取った極意とは。「両立しようと思うことをやめようと。何かを削がないと無理だと思った」。
2011年に結婚、翌年に長女が誕生した後、3人の子育てと並行しながらおよそ5年かけての挑戦だった。司法試験を志したのは5年前、末っ子の授乳時期が終わった頃。自分自身の今後を見直したという。
「もちろん充実もしているし、とても幸せではあるけれど、このまま子どもは成長して、私はじゃあこの先どうしようと。母や妻じゃない、個としての自分をもう1回考えてみたいと思った」
「2回目に落ちた時は一生受からないと思った」
