続けて「野党側も様々な思惑の中で、結局その前に対応しないといけない企業献金のほうを自分たちで出しているのに採決せず、僕らが逆に『採決せよ』と言っている滑稽な国会の終盤になった、そういうことです」と述べた。
このあと記者が、連立政権樹立時、藤田共同代表が吉田松陰の言葉「狂愚まことに愛すべし、才良まことにおそるべし。諸君、狂いたまえ」を引用し、「高市総理、狂ってください」と述べていたことに触れ、「それがこの2カ月くらいでどんどん萎んでいっているが?」と質問。
藤田共同代表は「高市総理も総理になられて大変幅広い業務をこなして、体力的にもかなりタフな状況にあられる。本当に国民の皆様のためにやってくださっていると頭の下がる思いだ。今回の議員定数削減は党側の問題でしたから、総裁である高市総理がどこまでの指示を出せたり、牽引できたか。私は、1人だけがそういう熱量でやっていてもダメなので、どれだけ多くの自民党の関係者の皆様がやってくださるかに尽きると思う。それは我々も一緒で、僕だけが狂っていてもしょうがない。あ、中司幹事長も結構狂っていますけれども(笑)、あ、僕が狂っているのを収めてくれる役ですね。間違えました。そういう狂ったように一心不乱にやり切るということを伝播させていくのが組織だと思う。そういう意味でまだまだ道半ばだと思う。ただ次の国会では一つ一つの案件に狂うがごとく、とにかく一心不乱に実行するということにこだわっていきたいと改めて感じた国会でした」と語った。(『ABEMA NEWS』より)
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