一方、千葉県内の別の地域で、民泊施設の近隣で撮影された映像には、敷地内に勝手に侵入し自転車を物色する民泊利用客が映っている。住民によると、こうした侵入はこれまでに7回確認されているという。
また、「タバコのポイ捨てもひどくて、排水溝に入れたり、隣の窓からうちにポイ捨てされたりした」と、当たり前のように捨てられるタバコの吸い殻にも迷惑しているという。
ほかにも民泊施設の周辺住民からは、次のような声も聞かれた。
「家がコの字型に建っていて前がT字路になっている。その一番奥がうちで、そこに車を停められたことがあった。一番ひどかったのは、そこにマイクロバスで乗り込んできて『一晩ここに停めさせてくれ』と夜中に言われたことだ。『うちの車も朝出られなくなるから』と言ったら、『朝何時に出るんだ』と聞かれたため、『いや、そういう問題じゃないでしょ』とお断りをした」(民泊施設の周辺住民)
「民泊」に明確な定義なし…法や制度の落とし穴とは?
