政界に女性増加「ラブホテルや学歴疑惑…叩かれるほど女性市長増えた」

田久保氏
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 今後、女性リーダー像として高市総理は受け入れられるのか。政治の女性トップについて政治学、女性学が専門の三重大学・岩本名誉教授は「ラブホテルとか学歴疑惑とか、女性市長あっちこっちで叩かれているが、叩かれるほど女性市長増えたんだな」とコメント。

 女性初の総理、高市総理については「高市路線を歓迎する人は、女性でも頑張ればトップになれる良い例だというふうに考えるし、批判する人は、今の日本で女性がリーダーになろうとすると、『男性以上に男性的な武力重視のような政策をとらざるを得ない』、男性中心の政治を進める、それを崩すんじゃなくて、むしろ進めてしまうと言って批判する」と分析する。

 日本の政治における女性リーダーといえば、女性初の東京都知事に就任した小池百合子氏や、1989年の参院選、マドンナ旋風で社会党が大勝した際、「山は動いた」の発言で話題となった土井たか子氏が挙げられる。土井氏は、女性初の衆院議長となった。

 これまでの日本の政治における女性リーダーと高市総理には、どういった違いがあるのだろうか。

高市総理はどんなリーダー?専門家の分析は
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