高市総理はどんなリーダー？専門家の分析は
小池百合子氏や土井氏と高市総理との違いについて岩本名誉教授は、「土井さんの時代は、女性政治家というと、自民党に批判的な人が大半。女性政治家というと平和、平等、人権という風な主張をするというのがパターンだったが、時代が変わった」と述べる。
小池都知事と比較すると…
「小池さんは自分が男性に受ける女性であるということを非常によく認識をしていて、ただ、その自民党内で女性議員をグループにしてリーダーになろうということも試みたのだが、失敗、女ボスになり損なった。でも、自民党内で大臣になる目がないと思ったら、ぽんと東京都知事にも出ちゃうという人だ」（岩本名誉教授、以下同）
「小池さんは自分が男性に受ける女性であるということを非常によく認識をしていて、ただ、その自民党内で女性議員をグループにしてリーダーになろうということも試みたのだが、失敗、女ボスになり損なった。でも、自民党内で大臣になる目がないと思ったら、ぽんと東京都知事にも出ちゃうという人だ」
政策への“こだわり”に違いが？
「高市さんは小池さんよりは政策にこだわりが強い人だと思う。高市さんは、（国会の）体制を問い直すのではなく、自分に厳しくすることでそれをクリアしようとしてる。だから、（介護や子育てがなく）朝3時に起きられる人はいいけど、そうじゃない人は総理をできないのかという話にもなる。競争の基準が男性中心なので、高市さんは、競争の基準自体がおかしいとか、女性に不利だという批判の仕方をしないが、こういったルールを変えていくことが必要」
高市総理は次世代の女性リーダー像になる？識者が分析
