歴代の政権は、核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則を踏襲してきた。この原則を「堅持する」と盛り込んだ安保三文書について、政府は来年中に改訂することを目指している。
高市氏は総理就任前の2022年(当時は自民党政調会長)、「『持ち込ませず』については、政府が従来から国民の安全が危機的状況になった時に、非核三原則をあくまで守るのか、それとも『持ち込ませず』について例外を作るのか。その時の政権が判断すべきことだ」と発言していた。
防衛大臣と外務大臣を経験した、自民党の河野太郎氏はXで「『日本は核兵器を保有すべき』という議論があること自体を問題にするのはおかしくて、核兵器を保有した場合のメリットデメリットを議論して、結論を出せばよいこと」として、むしろオフレコ発言を報じたメディアの問題を指摘した。
日中関係が緊張している中での発言…
