「この内閣は、決断と前進の内閣。国民の皆様とともに、あらゆる政策を一歩でも二歩でも前進させていく」そう語ったのは、憲政史上初めて誕生した女性総理大臣・高市早苗氏。しかし、その歴史的な門出は、公明党の連立離脱という予期せぬ事態から始まった。
高市総理は「一方的に連立政権からの離脱を伝えられた」と明かし、自民党は新たなパートナーとして日本維新の会と閣外協力という枠組みで連立政権をスタートさせた。その後 初の国会が閉会した直後に「年収の壁引き上げ」を掲げる国民民主党とも急接近した。
2025年は微妙なバランスと距離感でそれぞれの顔色をうかがう、各党の思惑が入り乱れる政局となった。選挙ドットコム副編集長の伊藤由佳莉氏が分析した。
国民民主「年収の壁」178万円合意も…「100点満点の主張が通ったわけではない」
