2001年に社民党から参議院選挙に立候補し、比例区で50万9000票を得て初当選を果たした元国会議員の田嶋陽子氏(84)。テレビ番組や学問の世界でフェミニズムを唱えてきた田嶋氏が、実際に政治の世界に足を踏み入れて感じたのは、凄まじい「男女差別」の実態だったという。
田嶋氏は当時の経験を振り返り、政治の世界についてこう語る。「一般社会よりも、もっと男女差別のひどい世界だった。『ここは女の来るところじゃない』と私より年若い議員に面と向かって会議室で言われたり」。
「高市総理をはじめ、女性議員が男性議員に遠慮して女性政策をやらない」
