この新制度について、コラムニストの月岡ツキ氏は「大前提として賛成。少しでもお子さんを育てる方が安心して預けられる環境になっていくのは、すごくいいことだと思う」と語った。
一方で、子どもに関わる仕事や教育現場の過酷な現状に触れて「私の身の回りに子どもと関わる仕事をしている人や学校の先生がいるが、今でさえ仕事の時間や種類が多岐にわたり、人材が足りない現状もあり、現場の運用が大変なのではないか心配なので、きちんと運用されるかは見ていかないといけない」と指摘した。
2児の母である徳永有美キャスターは「過去の犯罪歴に遡ることに対しての是非などもあるが、親としてみたら、性犯罪のことに関してだけは、子どもを守るという意味で確実に義務付けをしてほしいと思っている親御さんも多いかもしれない」との見方を示した。
今後、本制度が形骸化することなく、どれだけ実行力を伴って運用されるかが焦点となる。月岡氏は「認定マークができたことで、こういうことをきちんとやっていかないとダメなんだという空気ができていくこと自体はすごくいいことだと思う」と述べ、現場の意識が変わっていくことに期待を寄せた。
(『わたしとニュース』より)
この記事の画像一覧
