三重県知事 外国人採用の取りやめ検討「情報流出も」 伊賀市長が抗議「根拠なきデマ」
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 三重県の一見勝之知事(62)が県職員の外国人の採用を取りやめる検討を始めていることを明らかにしました。

【画像】外国人採用の是非を問うアンケート 三重県、来月26日から

外国人の採用「情報流出につながる」

一見勝之知事(62)
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一見知事
「県の情報が流出する可能性がある。国籍条項を見直した方がいいのではないかと思っている。県民の皆さんのご意見をお伺いして検討したい。秘匿情報や個人情報を扱う公務員採用はよく考えないといけない」

 一見知事は、外国人を採用することが情報の流出につながる恐れがあると説明しました。

一般事務を中心に44の職種で国籍要件を廃止
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 三重県では、1999年度から49の職種のうち建築や獣医師などを除いて、一般事務を中心に44の職種で国籍要件を廃止しています。この20年間で、医師や看護師など9人の外国人を採用しました。

一見知事
「排外主義は取りません。排他主義は取りません。外国人に対する差別や中傷は恥ずべきもので許すべきではない」

 知事が打ち出した方針に対し、三重県伊賀市の稲森稔尚市長は…。

稲森稔尚市長
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稲森市長(市のホームページから)
「一律に『安全を脅かす存在』と決めつける論理には、いかなる客観的根拠もありません。こうした行政による差別的なレッテル貼りは、ネット上にあふれる根拠なきデマを、県自らが公認し、拡散させることに等しく、社会に新たな分断と不信感をもたらします」

「第4回みえ県民1万人アンケート」
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 県では来月26日から18歳以上の県民1万人を対象にアンケートを実施し、外国人採用の是非を決める方針です。

(「グッド!モーニング」2025年12月26日放送分より)

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