
長引く物価高のなかで迎える今年の年末年始。いかに安くして楽しむか、さまざまな節約術を取材しました。
【画像】道の駅で「みかん入れ放題」「ネギつかみ取り」さまざまなイベントが!
カスタマイズで「自己流おせち」
東京都心で、今シーズン初めて気温が0℃の冬日となった28日。山梨県で撮影されたのは、奇跡の絶景「ダイヤモンド富士」です。
最大9連休となる年末年始。しかし、インテージの年末年始に関する調査によると、物価高などの影響で「旅行や帰省の予定はない」と答えた人が6割に上ります。では、どのように過ごすのでしょうか?
27日、多くの客が手に取っていたのは、一つ100円から450円で販売している「選べるおせち」。懐具合や好みに合わせて、「自己流おせち」を楽しむ動きが広がっていました。
買い物客(70代)
「(高くて)おせちのセット買えない。食べきれないし」
全部で12点を購入した、こちらの女性。金額は税込みで1800円ちょっとでした。
買い物客(70代)
「安いでしょう。ちゃんと買ったら4000~5000円しません?」
ちなみに、43種類すべて買っても9180円でおせちができるそうです。
他にどんな「節約術」があるのでしょうか?
街の人(30代)
「普段は新幹線で(実家に)帰っていたんですけど、時間はかかりますけど、鈍行(普通電車)で帰る予定」
「クリスマスケーキとか、クリスマスが終わった後の半額のケーキを買う」
ガソリン安い「道の駅」盛況
この週末に客が殺到していたのが、今年7月に開業した「道の駅 湘南ちがさき」です。湘南エリアとしては初めての道の駅で、新鮮な食材を使ったグルメや、姉妹都市・ホノルルのハワイアンフードが楽しめます。
利用客
「海外とか円安で行けないんですけど、地元とか近場で楽しめる、こういう道の駅が楽しい」
「今はガソリン代が落ちたので、すごくありがたい」
ガソリンの暫定税率廃止も追い風となって、年末年始にさまざまなイベントをする道の駅もあります。
1回500円で片手で握れた分だけゲットできる、深谷ネギの「つかみ取り」。
利用客
「お得な気分になりました」
「道の駅おがわまち」は、年末年始も休まず営業し、日替わりでお金のかからないイベントも用意しているそうです。
道の駅おがわまち 松浦隆也店長
「この土日で(通常より)300人から500人ほど増えました。(数量限定)無料でぜんざいや雑炊をふるまうことで、感謝の気持ちをお伝えできればと思います」
(「グッド!モーニング」2025年12月29日放送分より)
この記事の画像一覧
