
ここ数日全国的に冷え込みが強くなっています。ガス代や電気代が高騰する中、コスパ良く暖まろうと、体の暖め方に変化が出てきています。
月5000個売れるグッズも
街の人(50代)
「うちはガスの床暖房だと冬はガス(代)がすごい上がる。夜は早めに皆に寝て寝てと言うように早く切って寝る。夏は(ガス代)1万円いかないけど今は1万円いってる」
「エアコンを切らないようにして、温度設定を低くして、やってはいるのですけれども(夏に比べて)やっぱり1万から2万、金額が違うなって」
電気代やガス代の値上がりが家計を直撃する中、注目されているのが「部分温活」です。
ハンズ広報部 森島由莉子さん
「ご自身で好きな温度に調整していただけるように、耳元とか首元・手元・足元というような、冷えやすい部分を温める商品が人気です」
部分温活とは、首や手首、おなかなど、太い血管が通る部位を重点的に温めることで、効率よく全身の血行を促進し、体全体を温める方法です。
こちらの生活雑貨店では、温活グッズの売り上げが、直近1カ月で昨年度の1.3倍に増えています。中でも月に5000個売れているのが、イヤリングのように耳に着けるタイプの部分温活グッズです。
森島さん
「耳には非常に神経が集まっているといわれているので、温めることで、全身がじんわり温かくなる効果があると言われております」
ほっとイヤリングの裏に粘着シートが付いていて、耳に貼るだけです。
夏に流行った「冷却リング」の温かい版も。3段階の温度調節ができ、最大およそ47℃まで上がり、首元を効果的に温めることができます。
暖房代はほぼ0円!?
最近「部分温活グッズ」とともに、電気代を節約できる商品も人気だといいます。
充電式の湯たんぽは15分程度で温まり、最長8時間温かさが持続します。1回あたりの充電に要する電気代はおよそ2円で経済的です。
さらに、暖房にかかる電気代の節約に励んでいる人も。
こちらの男性は3年前から「着る寝袋」を愛用。自宅や職場など、全部で4つ所有し、使い分けています。
「(職場に)暖房が本当に1つしかないので、この部屋全体を温めるので、1人の時はもったいなくて、つけられない。だからこれが便利だなって」
節約のため、以前はエアコンの代わりにストーブを使っていましたが、最近は着る寝袋を使うことで、暖房代はほぼ0円で冬の寒さを乗り切っているということです。
(「グッド!モーニング」2025年12月30日放送分より)
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