【写真・画像】ORANGE RANGE(オレンジ・レンジ)のメンバープロフィールを紹介 グループ名の由来、代表曲も 1枚目

 2001年に結成され、これまで数々のヒット曲を生み出してきたミクスチャーロックバンド「ORANGE RANGE」。2025年のNHK紅白歌合戦に久々の出場が決まり、再び注目が集まっている彼らのプロフィールや代表曲について紹介していきます。

目次

  • ORANGE RANGE(オレンジ・レンジ)とは?
  • グループ名の由来
  • ORANGE RANGEのメンバープロフィール
  • HIROKI
  • YAMATO
  • RYO
  • NAOTO
  • YOH
  • ORANGE RANGEの主なリリース曲
  • ORANGE RANGEの公式SNSなど

ORANGE RANGE(オレンジ・レンジ)とは?

 2000年代の日本の音楽シーンを席巻し、現在も第一線で走り続けている沖縄出身の5人組ロックバンドが、「ORANGE RANGE(オレンジ・レンジ)」です。

 彼らは2001年に沖縄県沖縄市(コザ)で結成されました。地元の米軍基地周辺にあるライブハウスを中心に活動をスタートさせ、2003年6月にシングル「キリキリマイ」でメジャーデビュー。当初はボーカル3人、ギター、ベース、ドラムの6人編成でしたが、2005年にドラムのKATCHANが脱退し、現在はHIROKI、YAMATO、RYOの3ボーカルに、ギターのNAOTO、ベースのYOHを加えた5名体制で活動しています。

 ORANGE RANGEの最大の特徴は、ロック、パンク、ヒップホップ、ダンスミュージック、さらには歌謡曲までを自由自在にミックスした、遊び心あふれるジャンルレスな楽曲スタイルです。

 2004年には、映画『いま、会いにゆきます』の主題歌となった「花」がミリオンセラーを記録。さらに、ドラマ『WATER BOYS2』の主題歌となった「ロコローション」や、アニメ『NARUTO -ナルト-』のエンディングテーマ「ビバ★ロック」など、リリースする楽曲が次々とチャートを席巻しました。同年に発売されたアルバム『musiQ』は260万枚を超える驚異的なセールスを記録し、当時の若者を中心に社会現象を巻き起こしました。

 そして2025年、かつてのヒット曲「イケナイ太陽」が18年の時を経てリバイバルヒット。新たに「平成」の懐かしさを詰め込んだPVを公開するなど大きな話題となり、同年の紅白歌合戦にも久しぶりの出演が決定しています。

グループ名の由来

 ORANGE RANGEの名前の由来は、リーダーのNAOTOさんのお母さんのラッキーカラーが「オレンジ」だったからと明かされています。

ORANGE RANGEのメンバープロフィール

 ここからは、ORANGE RANGE(オレンジ・レンジ)のメンバー5人のプロフィールを紹介します。

HIROKI

  • 担当: ボーカル(中音)

 メインのMC担当としてもお馴染みの、バンドのムードメーカーです。安定感のある歌声と卓越したワードセンスを持ち、多くの楽曲で作詞を手がけています。ライブでは軽快なトークで会場を盛り上げる、オレンジレンジの「顔」とも言える存在です。

YAMATO

  • 担当: ボーカル(高音)

 突き抜けるようなハイトーンボイスが特徴のボーカリストです。楽曲にアクセントを加える独特な歌唱スタイルは、バンドのミクスチャー要素を象徴しています。ストイックな一面を持ちつつ、ステージではエネルギッシュなパフォーマンスでファンを魅了します。

RYO

 
  • 担当: ボーカル(低音)

 グループ最年少メンバーで、深みのある低音ボイスとラップを担当しています。どっしりと構えた低音が楽曲の土台を支え、3ボーカルによる絶妙なハーモニーや掛け合いに厚みをもたらしています。メンバーのYOH(Ba.)の実弟でもあります。

NAOTO

 
  • 担当: ギター・リーダー(写真左)

 ほぼ全ての楽曲の作曲・プロデュースを手がける、バンドの心臓部です。ロックからテクノ、ポップスまでを網羅する圧倒的な音楽センスを持ち、実験的な音作りを惜しみなく楽曲に注ぎ込みます。常に新しいサウンドを追求するクリエイティブなリーダーです。

YOH

 
  • 担当: ベース

 冷静沈着にバンドのボトムを支えるベーシストです。派手なパフォーマンスよりも職人肌なプレイが持ち味で、NAOTOと共にオレンジレンジ独自のグルーヴを作り出しています。真面目で誠実な人柄は、自由奔放なメンバーたちを繋ぐ重要な柱となっています。

ORANGE RANGEの主なリリース曲

「上海ハニー」(2003年)遊び心満載のミクスチャー・サウンド

彼らが一躍スターダムにのし上がるきっかけとなった、初期の代表的な夏ソングです。沖縄の海を連想させる陽気なリズムに、3ボーカルの掛け合いやコミカルなリリックが融合し、「これまでにない新しいスタイルのバンドが現れた」と当時の音楽シーンに衝撃を与えました。

ノンタイアップながら口コミで広がり、20万枚を超えるヒットを記録。後のドラマ『オレンジデイズ』の挿入歌としても親しまれました。「夏といえばオレンジレンジ」というパブリックイメージを決定づけた、バンドの原点ともいえる一曲です。

「花」(2004年)全世代の心に響く至極のバラード

「泣けるレンジ」というキャッチコピーとともに発表された、切なくも温かいメッセージソングです。ヒップホップ要素を織り交ぜつつも、美しいメロディと「生まれ変わってもまた君に会いたい」というストレートな愛の歌詞が、多くの人の涙を誘いました。

シングルでは自身初のミリオンセラー(出荷ベース)を達成。オリコンチャートで通算4週1位を獲得するなど、若者だけでなく老若男女にまで彼らの名前を浸透させた、邦楽史に残る名バラードです。

「ロコローション​」(2004年)圧倒的な中毒性とパーティー感

「花」とは対照的に、聴くだけで気分が高揚するアッパーなダンスナンバーです。サンプリングを駆使したキャッチーなフレーズと、ライブで一体になれる振り付けが特徴です。彼らの真骨頂である「理屈抜きで音楽を楽しむ姿勢」が凝縮されています。

近年ではTikTokなどのSNSでダンス動画の楽曲として再注目されるなど、リリースから20年近く経った今でも、世代を超えて愛され続ける「令和の夏」の定番曲にもなっています。

ORANGE RANGEの公式SNSなど

公式サイト:https://orangerange.com/

公式X:https://x.com/orangerangenow/

公式YouTube:https://www.youtube.com/c/ORANGERANGEkoza

公式Instagram:https://www.instagram.com/orangerange.official/