■2026年はフィジカルAI元年へ
議論が深まる中、清水氏はさらなる新技術を披露した。スタジオに現れたのは「お任せAI」を組み込んだヒューマノイドロボットだ。ロボットは「お任せロボティクスの2号機です」と自己紹介し、清水氏の問いかけに応じて「お任せOSはロボットを完璧な接客コンシェルジュに変える頭脳です」と答えた。さらに「カメラの方向いてもらえます?」という指示には「今は体の向きを変えられませんが、質問にはすぐ答えます」と答え、手を振る動作も披露した。
清水氏は「僕たちはまず2026年はフィジカルAI、ロボティクス元年になると思っている。ロボットがお店で実際に接客できるようになるためには、たくさんのソフトウェアやモジュールを組み込まないといけなく、それを組み込んだ世界初の接客OSを開発した。シリコンバレーのカンファレンスでベータ版をローンチしたばかり」と明かした。10年前にもロボット事業に携わっていたが、「当時は早すぎた。今はハードウェアが進化して、会話も自然にできている。10年前を知ってる身からすると、革命的な進化だ。これを本当に作りたかった。2026年の大勝負だ」と熱を込めた。
(『ABEMA Prime』より)
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