これまで俳優として数々の映画やドラマなどで活躍してきた稲垣吾郎。クールな印象の稲垣だが、一方、バラエティ番組では肩の力が抜けたチャーミングな姿でファンを魅了している。
稲垣は、バラエティ番組で共演する芸人へのリスペクトの気持ちを抱きながら、「僕には真似できない」とあくまでも自らのスタイルを貫き、数々の愛される番組を作り上げてきた。そんな中で、共演する女性芸人から“自分は自分のままでいい”と思わせてくれた出来事があったという。果たしてその女性芸人とは。
「“世の中知らないことが多いな”と感じる」
――2017年に「72時間ホンネテレビ」が配信され、2018年から「7.2 新しい別の窓」が月に1度の生配信番組としてスタートしました。その後、2023年に「ななにー 地下ABEMA」が始まり、昨年末で100回目を迎えました。
稲垣吾郎(以下、稲垣):あっという間ですね。番組が始まった時はここまで続くとは思っていなかったですけど、楽しい時間はすぐに過ぎるし、充実していたってことなんだと思います。
基本的にバラエティー番組は様々なことに挑戦しながら、スタイルを確立していく作り方だと思います。テレビドラマのように最後まで脚本が決まっているわけではないし、「ななにー 地下ABEMA」も挑戦的に色々試していった中で、今のような形に落ち着いたなって。
「7.2 新しい別の窓」の生放送から今は収録のスタイルに形を変えてやっているけれど、一方、僕の中では地続きな印象もあるんです。やっていることは全然違うけれど、番組を作っている人は同じだったりもする。そういった中で、お陰様で100回を迎えられて良かったです。
――「7.2 新しい別の窓」は“SNSバラエティ”と銘打ってスタートしましたが、番組出演をきっかけに、SNSとの向き合い方に変化はありましたか?
稲垣:僕らは「72時間ホンネテレビ」からSNSを始めたわけですけど、生放送中にリアルタイムで視聴者の方々と繋がるなど、以前だったら考えられないことだったので、これはすごく今のテレビの形だなと感じました。
「ななにー 地下ABEMA」もSNSと連動しているというか、SNSで注目を集めている方々にゲストとして登場してもらっています。この番組をやっていると、“世の中知らないことが多いな”と感じるんですよ。人間って自分の世界の中だけで生きていけるじゃないですか。ある程度年齢と経験を重ねると、ますますその傾向が強くなる。そんな中、この番組によって、新しい世界を見させてもらったり、話題の人物だったりを知ることができています。

