■1番の目的は石油利権だった?
三牧氏は、軍事作戦の狙いについて「トランプ政権はマドゥロ政権がアメリカに対して麻薬テロを行い、麻薬の密輸によってアメリカ社会を麻薬で汚染していると。実際に麻薬がアメリカ社会で非常に社会問題になっていて、数万単位の人が亡くなっていることは事実で、麻薬対策をしっかりしてほしいという世論もある。ただ、軍事行動でやっていいのかという問題。これはやはりいけない。さらには、麻薬を問題にするのであれば、ベネズエラよりも、例えば合成麻薬のフェンタニルであればメキシコ経由できている。コカインも1番生産しているのはコロンビア。なぜベネズエラだけがここまで敵視されるのかという点で、麻薬は少なくとも第1の理由ではないのではないか」と分析。
その上で「トランプ大統領の『ベネズエラが石油を盗んだんだ』という会見での発言が注目されている。1970年代、とりわけ1990年代から非常に進められてきた“石油の国有化”。アメリカの企業がベネズエラに入って石油利権を得ていたのに、アメリカの資本は締め出されて、それをトランプ大統領は盗んだとして、再びベネズエラの世界最大の埋蔵量3000億バレルほどの石油から利益を得ようとしている。これが1番の目的だったのではないかと言われている」と真の狙いについて説明した。
「モンロー主義」19世紀的な考えが背景に?
