しかし、隠し通したまま5か月が経過した妊娠9か月の時、ついに破綻の時が訪れる。ルナさんが学校へ行っている間に、母親のもこさんが娘の部屋を片付けていたところ、机の中から1通の手紙を見つけたのである。それはルナさんが彼氏に宛てて書いたもので、そこには「お腹の赤ちゃん」についての切実な思いが綴られていた。もこさんは当時の心境を「その時はもう本当に、血の気が引くような感覚で……」と振り返り、あまりの衝撃に目の前が真っ暗になった様子を語った。

 事態を把握した母親はすぐさま学校へ娘を迎えに行き、その日の夜には仕事から帰宅した父親も含めた家族会議が行われた。妊娠9か月という、もはや出産を避けることのできない段階での発覚に、父親は「なんでお前気づかんかったとや!」と母親に怒りをぶつけ、相手の彼氏に対しても激昂。家庭内はパニックと怒号が飛び交う修羅場と化したという。

 それでも最終的には、相手の母親の誠実な訴えもあり、父親も出産と結婚を認める決断を下した。現在は3児の母としてパチンコ店でのアルバイトに励みながら育児を楽しむルナさんの姿を見て、父親は「今はああ、良かったかなという気持ち」と穏やかな表情を見せていた。

中3で妊娠…9ヶ月まで親に隠し通した「14才の母」の半生の記事一覧(5)

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