■親と子ども、両方の幸福感とは

保育園で学べること
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 実際の親たちの選択はどのようなものか。SEKAIA株式会社CEOの薄井シンシア氏は、子どもを自ら家庭で見ることを選択した一人だ。「私が自宅で見たら『ワンアンドオンリー』だ。保育園に送れば大勢の中の1人になる。だから私の結論は、1対1の方がいいということだった。ただ、もう保育園に行かせて全く問題のない子どももいる」と、個体差の問題が大きいことも語った。

 壁画アーティストの赤澤岳人氏は、親側の幸せについても重要性を説いた。「子どものことばかり議論されるが、僕は『無償の愛』は、親が子どもに捧げるばかりではなく、その逆の場面もある。子どもこそ、僕がこんな父親でも『パパ、パパ』と言って、我が子たちは呼んでくれて、無償の愛を注いでくれる。そういう時間はすごく大切だし、そういう時間をなるべく24時間というか、長く過ごしたいと思う親もいる。親が『親としてなりたい親』になれる社会が大切」だと訴えた。

■親はいつまでどれくらい働くべきか
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