■「育休もらい逃げ」否定的な意見が相次ぐ
投稿主に対し、サイト上では「さっさと辞めた方が迷惑かからないと思います」「子どもの言葉で言えばずるい!ですね」「会社や同僚にとっては迷惑以外の何物でもない」「こういう人間のせいで制度が改悪されたらたまったもんじゃない」といった批判の声が殺到。SNSでは「育休もらい逃げ」という言葉が飛び交うなど波紋が広がっている。
街の人からも「されたらちょっと悲しいは悲しい」「(育休)もらい逃げは人としてどうかなと思う」「仕事の関係で代わりにやっている人がいるので、そういう観点では誠実さはないと思う」など、職場でフォローする立場の人からは否定的な声が多く聞かれた。
こうした状況を受けて、退職代行サービス「退職サポート」は、公式Xで「育休後に職場復帰しないで退職するケースでの退職代行のお引受けは原則しておりません」と明かした。
退職サポートを運営する合同労働組合「私のユニオン」の藤井直樹書記長は、その理由を次のように語る。
「育休は『職場に復帰する』という第一前提があると考えている。『育休を最後まで使い切ってから辞めたい』とか、有休と同じような感じだと。法律上の前提条件を超えることに、力を貸すことになるのでそこはできない。
育休は素晴らしい制度で、いろいろな方が支えるという制度としてはすごくいいと思っている。本人や私たちのモラルの問題はちゃんと問われると思っている。『もらい逃げ』という言葉で育休自体が取りづらくなるとか、変な目で見られてしまうというのは絶対に避けるべきだと思う」
犬山氏は今後育休を取得する人々への影響を懸念
