この試合が激闘だったことは、決着後のヘイズが中邑に対して握手を求め、深々とお辞儀する異例の行動からも感じられた。これに中邑も応え、王者の左手を挙げ勝利を称える。ABEMAで実況を務めた清野茂樹アナウンサーは「中邑がカーメロ・ヘイズを祝福しています」「これはメロの力を認めました」と伝え、解説のもりお氏も「中邑真輔みたいな大ベテランから白星を掴んだのは大きいですよ」と勝利の価値を強調した。敢えて日本流で謝意を表明したヘイズに対し、日本のファンからは「リスペクトやな」「メロが謙虚だ」「お辞儀した」など、スポーツマンシップに基づいた最大級の敬意を示した瞬間として好意的な反応が多かった。

 ヘイズといえば、かつてはクルーザー級戦線でKUSHIDAとの名勝負など中量級で活躍。NXTでの4年の修行期間を経て、現在のUS王者に至る道のりは決して平坦ではなかった苦労人だ。海外メディアやSNS上でも、このUS王座戦が番組全体のベストマッチ候補として挙げられており、「好勝負だった」「US王座戦線が一段上のステージへ引き上げられた」と王者としてのヘイズのステップアップを評価しつつ、「レジェンドである中邑にはまだまだ大きな重みがある」と敗れてなお再評価を促す声が相次いだ。

(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)

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