その後のナイア&ラッシュのアレクサへの制裁も相まって、決着後も会場ではジュリア&キアナに執拗なブーイングの嵐。ファンからは「2度目のUS王座戴冠がようやく“本格ヒール王者”としてスタートした」と新たなキャラクター像を支持する声がある一方、特に海外ファンからは「ジュリアがここまで他人の手を借りないと勝てないように見える介入劇はやり過ぎ」「“多人数介入+反則頼み”が前面に出てしまい、せっかくの新王者を安っぽく見せている」といった、実力派ゆえの物足りなさを訴える反応も目立った。

 中継でもABEMAの解説・もりお氏は「一度目のUS王座戴冠は133日2度の防衛で終わってしまったんですけど、本人は“思い描く王者像とは程遠かった”と言ってますね」と、彼女が抱く理想に言及。清野茂樹アナウンサーは「ジュリアはまた長期政権を築くことができるかが今回のポイント」とコメントするなど、結果よりインパクトある内容が求められる状況だ。

 今回のジュリア勝利は幸先良い防衛ロードの序章であると同時に、ファンが抱く「介入ありきの決着への不満」というクオリティを巡る課題も突きつけられた形である。WWE公式も介入の事実を勝敗の鍵として強調しており、本格ヒールとしての立ち位置を確立した今、いかにして批判を実力でねじ伏せていくか。第2期政権の真価が問われるのはこれからだ。

(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)

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