■多様化する「令和の習い事」どう選ぶ?クライミングやドローン講習も…
大阪教育大学教育学部の小崎恭弘教授は、昨今の習い事について「化学実験やドローン講習、スポーツクライミングなど、ひと昔前には見られなかったような教室もある」とした上で「親が悩むくらい多くの選択肢が存在し、習い事選びは豊かな社会における新しい問題かもしれない」と指摘する。
そうした中での習い事選びのポイントとして、小崎教授は「夫婦の思いの明確化」「子どもの個性やタイプのすり合わせ」「習い事先の制約・費用・指導方針の確認」の3点を挙げる。
これに対し、小林氏は「もっともだと思う。習い事選びは1つの“名もなき家事”だと思っていて、探す時の情報収集から子どもを連れていく日程調整、実際の送迎、そして子どもに合う合わないを見極めるための体験なども含まれる」とコメント。
続けて「それを両親のどちらかがやるとなると、それを選んだ方や決めた方が責任者みたいな感じになりがち。『お前がやらせたいんだから全部やれよ』とか『あなたがやりたいって言ったでしょ』となりがちだけど、そこでどういうふうに夫婦でやっていくか。もちろんそこに子どもの意見がどういうふうに入るかは、家族のコミュニケーションの中で越えていかなきゃいけない1つの壁だと思う」と、家庭内でのコミュニケーションの重要性に言及した。
さらに、多様化する選択肢については「豊かで選択肢があるからこそ悩んでしまうのはおっしゃる通りだけど、子どもに何が向いているかを知るいい機会にはなると思う。習い事はしなくてもいいわけで、行くの嫌だって言っているけど、本当に嫌だって思っているのか、もうひと押しするべきなのか、そうじゃないのかを見極める、そういった機会としても習い事は使えるし、ネガティブに考えないでいいと思う」との見方を示した。
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