■「教育費のために我慢」が59%、予算の目安は?

習い事の費用はいくらまで?
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 習い事にかかる費用も切実な問題だ。ある調査によると、教育費を捻出するために「我慢していることがある」と答えた親は59%に上り、食費などの生活費、被服費、趣味、美容、レジャー、嗜好品などが削られているという。中には「娘の教育費を確保するためにタバコやお酒を買うのを我慢しています」という意見もあった。

 この結果に小林氏も同意して「今物価高で習い事の月謝がどんどん値上がりしていて、ここまでやったのだから続けさせたいけれど、何かを削らなきゃいけないというのは実感としてあると思う」と述べた。

 また別の調査では、習い事にかかる費用の平均は、未就学児で月9201円、小学生で月18530円、中学生で月25282円ということがわかっている。

 マネーキャリア代表のファイナンシャルプランナー・谷川昌平氏によると、習い事費用の目安は「世帯収入の5%が目安。ただし、子どもの人数で5%の予算を割る」という。例えば年収400万円で子どもが2人の場合、1人あたりの目安は約8500円となる。

 さらに、月謝以外にも追加でかかる費用を把握しておくことも重要で、スポーツ系であれば用具代、音楽系であれば発表会関連費用(衣装代や参加費)、学習系であれば模試・検定なども考慮する必要がある。

 多くの選択肢や予算の壁などがある習い事の問題。小林氏は「子どもの習い事は、子どもが楽しいのかよりも、(親が)将来どうなってほしいということもあったりするので、子ども自身のことを考えると楽しいのかなとか……」とコメント。

 その上で「でも、大人になってからも習い事はできる。私も陶芸をやっているが、本当にすごく楽しくてやっている。小学校の時は選べなかったけれども、それの素地として、習い事を楽しんでもらいたいなと思う」と語った。

(『わたしとニュース』より)

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