【SVリーグ】Astemoリヴァーレ茨城 0ー3 ヴィクトリーナ姫路(1月10日・女子第12節)
女子バレーで、身長177cmの選手が195cmの長身アタッカーを一人でブロック。野中瑠衣は、意図的に打たせて封じ込めるような完璧な動きで、“古巣”相手に異彩を放った。
1月10日に大同生命SVリーグ女子の第12節が行われ、ヴィクトリーナ姫路は敵地でAstemoリヴァーレ茨城と対戦。注目のシーンは試合序盤のことだった。
第1セット5-4の場面、Astemoのサーブから始まった攻撃を姫路が返すと、Astemoの195センチのミドルブロッカー、ブリオンヌ・バトラーがライトからスパイクを打ち込んだ。ここに一人でブロックに飛んだのが姫路のアウトサイドヒッター、野中だ。正面から飛びつつも、クロスに打ち込む動きを見ながら斜めに飛んで、右手で完璧にブロック。まるで打つ方向を誘導するような動きで呼び込み、狙い通りに仕留めた1本となった。
今季、Astemoから姫路に入団した野中は、2025年5月に女子日本代表にも初選出。その際、合同記者会見で「かわいいだけじゃだめですか?」と人気アイドルグループ『CUTIE STREET』の曲のフレーズをなぞる挨拶をして大きな話題を集めた選手でもある。以前から、テレビのドッキリ番組にも出演し、タレントやお笑い芸人の後頭部に“わざと”サーブを打ち込む役を担当した選手としても知られていたが、その認知がさらに加速している。
開幕からチームにフィットして存在感を放っている中、この日は古巣を相手に躍動。バトラーの特徴を理解しているからこそできる完璧なブロックも試合のハイライトの一つとなった。この日は最終的にサービスエース1本を含む12ポイントを挙げ、チームの3―0のストレート勝ちに貢献。さらに、翌日のGAME2もストレート勝ちに貢献してプレーヤーズ・オブ・ザ・マッチに選出。チームに不可欠な選手として存在感を示している。なお、ヴィクトリーナ姫路は17日、サンアリーナせんだいでPFUブルーキャッツ石川かほくと激突する。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

