■「女子マネ文化は“ケア労働=女性の仕事”」
マネージャー業務にはどのようなものがあるのか。例えば「弁当の運搬・配膳」「使ったタオル回収」「練習前の器具準備」「試合の移動時での荷物持ち」「ストレッチ・準備運動の手伝い」「スコア記録」などがあるという。
これに対し、瀧波氏は「下2つ以外は自分でやれよで終わる話」と一刀両断。
くわばたもこれに賛同して「子どもがサッカーをやっていて、そのチームではこうした業務を低学年までは親がやる。でも3、4年生からは全部子どもたちがやるようにする。それがなぜ中学、高校ではやってもらう業務になるのか。小学生低学年の親がやっていることと一緒。やる人がマネージャーに変わっただけでは」とコメント。
本間キャスターが「お母さんみたいですよね」と応じると、くわばたは「低学年のうちは何もできないから手伝ってあげる。でも、体格が成長して大人に近くなった後は、できるんだから自分でやらないと」と指摘。その上で「練習時間を少しでも長くしたいからとか練習に専念したいからということだと思う。でも練習するためのことは自分で全部しないといけないよって事だけど…これ、いちいち口に出して言わないといけないことなの?」と疑問を投げかけた。
これに本間キャスターが「ほかの分野では当然自分でできることは自分で、って教えられているはずなのに、なぜ部活だとスポッとそれが抜けるんでしょうね」とコメントすると瀧波氏が「貴族と召使いですよね」と表現し、笑いを誘った。
大学のサッカー部で4年間マネージャーをしていたAさん(20代女性)は、「女子マネージャー文化は“ケア労働=女性の仕事”として捉えられている。性別役割分担が固定化され、再生産される側面はある。一方でサポートが好き、選手を応援したいなど自由な意思は否定したくないので、すごく難しい問題」と語る。
これを聞いて瀧波氏は「でもね、そのサポートしたいっていう気持ちを向ける先が、手が腫れるまでおにぎりを握るとかだったらおかしいですよね」とコメントした。
“女子マネ研究者”が語る解決の鍵「業務見える化&順位付け」
